一時期は少なくなったように感じていた
「まつげパーマの失敗」や「まつげがカクカクになった」というご相談ですが、
最近また耳にする機会が増えてきました。
特に近年人気の韓国式まつげパーマや軟化ロッドを使用した施術が広まる中で、
薬剤やロッドの特性を十分理解しないまま施術されているケースも見受けられます。
今回は、他店様で施術されたまつげパーマのお直し事例をご紹介します。
—ご来店時のお悩みお客様のお悩みは、上の層のまつげが上がりすぎて倒れてしまう毛先がぐしゃぐしゃに見えるまとまりがなく扱いにくいというものでした。

実際に確認すると、上の層のまつげはしっかりとかかりすぎている状態。
その一方で、下の層のまつげはゆるやかなカールで上がり切っておらず、まつげ全体の層ごとのバランスが崩れていました。
—原因として考えられること
今回のケースでは、軟化ロッドを上の層まで使用してしまったことと、ロッドを置く位置が適切ではなかったこと、ロッド形状とまつげの生え方が合っていなかったこと
これらが重なり、上の層だけが過剰に立ち上がり、
下の層との高さに差が生じてしまったと考えられます。
まつげパーマは「しっかり上げれば良い」というものではありません。
まつげの長さや層の厚み、
生え方、瞼の形状などを見極めながら
デザインすることが大切です。
—今回ご提案したのは「奥行きカール」
このようなケースでは、流行している奥行きカールがとても相性の良いデザインになります。
今回は上の層がゆるやかに仕上がるよう軟化を調整し、ロッドも変更。
上の層だけが前へ飛び出さないようにしながら、下の層のまつげと高さを揃えていきました。


イメージとしては、上の層のまつげを少し押し下げながら、下の層と1列に整列させるような仕上がり。

まつげ全体にまとまりが生まれ、自然で美しいラインになります。

—奥行きカールがおすすめな方
奥行きカールは、根元から真上に立ち上げるデザインとは異なり、前方へふんわりと丸みを作るデザインです。こんな方におすすめです。
・くるんとしたカール感が欲しい
・パーマが取れてきた時のバラつきを抑えたい
・ぱっちり感より自然さを重視したい
・アイライン効果が欲しい
・柔らかく優しい印象に見せたい
—奥行きカールが向かない場合
一方で、以下のようなご希望がある方には別のデザインの方が適している場合があります。
・目元をぱっちり見せたい
・まつげを長く見せたい
・瞼を持ち上げる効果を重視したい
・逆まつげを改善したい
・自まつげが短い
・まつげが瞼に当たりやすい

まつげの状態や目元の特徴によって、最適なデザインは異なります。
—流行よりも「似合わせ」が大切
SNSで人気のデザインでも、全ての方に合うわけではありません。
大切なのは流行を取り入れることではなく、
その方のまつげや瞼に合った施術を行うこと。
今回のお客様のように、「上がりすぎて困っている」という場合でも、
デザインやロッド選定を見直すことで改善できるケースは少なくありません。
まつげパーマの仕上がりに違和感がある方や、毎回同じようなお悩みを繰り返している場合は
一度、施術の見直しを行なってみてはいかがでしょうか。
お一人おひとりのまつげに合わせて、最適なデザインをご提案できるはずです。
逆に【奥行きカールが不向きな瞼】もあります。
流行りの奥行きカールにも、向き・不向きがあります。
✔ 出目さん
✔ 奥二重さん
✔ 瞼が厚めの方
✔ マスカラをたっぷり塗る方
そんな方への奥行きまつげパーマは、あまりおすすめできない場合があります。
理由はシンプル。
毛先が瞼に当たりやすくなるからです。
この写真は、わざとかなり上を向いていただき、毛先が瞼に当たる状態を再現して撮影しています📷


普段の自然な表情では、他の写真のように毛先は綺麗なままなのでご安心ください↓↓



奥行きまつげパーマはカールがつく分、
毛の長さ×瞼の形状によってはこのように毛先が瞼に当たるリスクも。
とはいえ、「奥行きカールが好き!」「くるんとした雰囲気が欲しい!」という方もいらっしゃいますよね。
そんな場合は、
・カールを少しゆるやかにする
・瞼に当たりやすい部分だけHCLL専用ロッドで調整する(そこだけカールを減らす)
などの方法で、瞼への接触を抑えながら奥行きカールの雰囲気を楽しむことも可能です。
流行りのデザインが全員に合うわけではありません。大切なのは「流行り」ではなく「似合わせ」と「お化粧のしやすさ」。
瞼やまつげの状態に合わせて、ベストなデザインを!!
HCLL専用ロッドの調整が上手くできない方はお気軽にお問い合わせください!
