眼瞼下垂の原因 若くても眼瞼下垂にはご注意を

2025年12月5日

こちらはオートクチュールラッシュリフト®講習会で使用しているテキストの一部。

目の構造と眼瞼下垂を説明するときに使用しています。

眼瞼とは瞼のこと。

眼球を保護している眼瞼がうまく機能している状態なら、まぶたを上げたり下げたりする動作がスムーズに行われます。

その動作がスムーズにできなくなってしまう状態が眼瞼下垂です。

まぶたを持ち上げる筋肉、

上の眼瞼挙筋やミューラー筋周辺が弱くなったりして、

まぶたが十分に上がらなくなり視界が狭く感じる状態のことを言います。

以前は加齢に伴うものというイメージでしたが、

最近は若い世代でも起こり得ます。

近年の研究で、

まぶたを擦る癖やスマートフォンの長時間使用による眼精疲労がまぶたの筋肉に負担をかけ、

眼瞼下垂を引き起こすことがわかってきています。

・瞼を触ること

・睡眠不足

・目のかゆみ、アレルギー

・疲れ目

・筋力不足

この辺りが主な原因です。

対策として、筋力不足なら上眼瞼挙筋を鍛えるのが効果的◎

指で眉毛を動かないように固定し、

額の力を抜いた状態でまぶたを大きく開閉!

目を大きく見開いて数秒キープし、

ゆっくり閉じるを繰り返すエクササイズがオススメです!

そして、極力まぶたを触らない!

これが1番です。

眠いときや疲れ目の時に

グッと瞼を押さえると気持ちいいですよね。

目を擦ったり押したりすると

覚醒刺激として脳に伝わりスッキリするので、

つい無意識にやりがち。

でも、このちょっとした癖が眼瞼下垂を加速させます

厄介なのがアレルギーや逆まつ毛。

花粉に寒暖差、急な乾燥で目がかゆい!

痒くて目をこすっちゃう行為もできたら耐えていただきたい。

逆まつ毛の方も、まつ毛が角膜を刺激して耐え難い痒みを発生させます。

耐えて欲しいけど…でも擦っちゃいますよね(⁠+⁠_⁠+⁠)

まぶたを擦ってしまう癖があると、

ミュラー筋や腱膜の異常による眼瞼下垂が加速します。

この場合、自然に元の状態に戻ることはほぼありません。

使用感のある輪ゴムのように筋肉や膜がだる~んと伸びちゃうイメージ。

毎日繰り返す動作もチリツモでつけまつげやアイプチ、

アイテープなどを使用している方も

取る時にまぶたが強く引っぱられ

ミューラー筋と腱膜が伸びて(すり減ったり外れたりも)目が開けにくくなる可能性大です。

更に眼瞼下垂が進行すると、

額の筋肉を使って無理にまぶたを上げようとするため額にシワ、

頭痛や肩こりが生じたり、目が疲れやすくなるなど悪循環!

いくら整形が身近になってきたとは言え、

サクッと埋没や切開するわけにはいきませんし、

逆まつ毛手術も充分な効果は???なので、

お若いうちからの予防が大切だと思うのです。

まつげパーマをしている方は

ビューラーしない+瞼持ち上げ作用で

既にある程度の予防ができていますが、

まぶたへの負担をできるだけ軽減させるために

・眠くても疲れ目でも瞼は触らない

→身体を動かすとかストレッチで代替

・花粉症やアレルギー

→合う薬や医師に相談

・逆まつ毛がひどいところは小まめにパーマするか場合によっては毛を抜く

・アイメイクを落とす際はとにかく優しく擦らない

・無茶なデザインのまつエクは控える(できるだけ少なめ細め軽め)

このような事をしていただくと尚良しです◎

オートクチュールラッシュリフトにできるのは

・お客様に合わせたデザインで瞼をなるべく触らななくてもアイメイクをいい感じに保つこと→予防

・眼瞼下垂が進行してしまったら、部分的に瞼を持ち上げるデザインを施し快適に過ごせるようにすること→対策

このは眼瞼下垂が進行した目頭だけ持ち上げるデザイン!

目を開いている状態だと何の変哲もないまつげパーマに見えると思います。

でも、眼瞼下垂や逆まつ毛の酷い部分は

特許を取得した特殊ロッドを合体させたり形を変形させて

自然に、不快になる部分だけをしっかりカバー!!

ロッドをお客様の瞼状況に合わせるので、

形が決まっているシリコンロッドでは対応できないデザインも

こんな感じで作れます。

つまり、まつげパーマで瞼を持ち上げると

こういった部分の補強になるわけです。

過剰な負担を減らし、すり減りや伸びるのを予防できる。

負荷をかけるビューラーとは違い安全で、

24時間サポートし続けてくれるのがオートクチュールラッシュリフトです。

(この形が特殊なのはアイリストさんにしか伝わらないかもです)

年々まつげが下がってきたかも?

逆まつ毛気味になってきたかも??

というお悩みは、早めの予防と対策がオススメです!

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